ごあいさつ・よもやま話
12月になりました。
相変わらず朝晩は寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
12月の1~3日に京都に行きました。
昨年の11月最後の週末、紅葉を見に行ったのですが少し早かったのでそのリベンジです。
世界文化遺産に指定されている高山寺や神護寺、西明寺がある高雄方面や北野天満宮、蓮華寺、東寺を回って来ました。でも高山寺などの山寺はもう紅葉のピークが過ぎていて少し残念な結果に終わりました。(山の方の紅葉の見ごろは11月中旬らしい)
地元の人に聞いたら今年の夏は凄く暑くその上長く続いたので水が不足していたところ、ここに来て急に寒くなったので、紅葉の色づきが悪いうえ見頃の時期も短かかったとの話でした。
地元栃木県でも、今までなら秋と呼ばれる時期まで暑かったと思えば、「やっと秋らしくなったな」なんて感じた矢先、急に寒くなって「今年の秋は何処?」って感じでした。
前アメリカ大統領のトランプ氏が何とほざこうが地球温暖化は確実に進行している様で、何とかしないといけないと、庶民である自分も切に思います。
今回の旅の目的でもあった、伏見にある「伏見酒蔵小路」を訪れました。
伏見にある酒蔵のお酒を同時に何種類も楽しめる所です。
早速6種類を飲みましたがどれも美味しい!
でもふと思ったのですが、同時に何種類かのお酒を利き酒すると「これは美味しくてこれは美味しく無い」って感想がどうしても残ります。
飲む順番や体調などで評価は変わって来るだろうから、仮にここで良い評価や悪い評価をした銘柄も次に飲む時はそれが変わるのだろうなって思いました。
このことをさらに考えれば生きている時に出会う全ての事は案外そうなのかも知れませんね。
例えば、自分は村上春樹の大ファンですがここ何作はあまり良いと思っていませんでした。でも最近新聞に掲載されていた同氏の対談の話を読むと自分が面白く無いって感じていた事がそうでそうでもなく、実はなかなか奥深くて「そうだったのか」って思いました。
人間はある意味何か別なものと比較しないと価値を決められないのではないのかなって思います。他人を見てうらやましがったり、優越感を感じたりすることはつまり別な物との比較から始まります。「比較の対象が低ければ良し。高ければ悪し。」ということですね。
でも、そのものが持っている価値は本来周りに比較されることではないはずです。
今、盛んに叫ばれているジェンダーフリーなどもその人が持つ価値を比較せずに認めてあげようという動きだと思います。
ただ、周りに左右されずに自分の価値観をもつことは案外難しいことだとも思います。
子どもの頃まだ物が少なかった時代、両親に「○○ちゃんが持っている△△が欲しいと」お願いすると、「よそはよそ。うちはうち」と良く母親に言われました。
経済的に豊かになった今の日本にこの考え方は通用するのかな?なんて思います。
オレオレ詐欺やSNSで他人の誹謗中傷で収入を得る犯罪が後を絶えないのはある意味経済ファーストで突き進んできたこの国の結果だと思います。
もちろん、全ての人がそうではないことも分かっているし、自分はこの国に誇りを持っているけれど、変に周りに左右されず自分の価値観を築いていくことが今までもこれからも必要だと感じます。
昨年から数えて今回は4回目の京都旅行でした。
旅費をケチつて夜行バスで行く事が多いのですがまだ京都の観光地を見切れていません。
「さすが古都京都‼」
来年は夏の大文字焼や、葵祭なんかがみられたらいいな!
そのためにも今月も元気に頑張って行きましょう!
株式会社 タートル
代表取締役 小山康一郎
会社沿革
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創立年月日 1978 年9 月1 日
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