ごあいさつ・よもやま話
11月になりました。
朝晩はめっきり寒くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、日光のお客様へ納品に行ってきました。
紅葉シーズンの日光は大渋滞が発生するので(特にいろは坂近辺は)あまり行きませんが、まだシーズン前なので大丈夫だろうと思っていました。でも、行ってみると街は大勢の観光客でにぎわっていました。見ると半分は外国人。自分には見分けがつかないアジア系の観光客もいるだろうから、おそらく7割ぐらいは外国からの観光客なのでしょう。
訪日観光客の数が過去最高になったというニュースを目にしますが、実際に目の当たりにするとそれもうなずけました。
日本に来てお金を使ってくれるのは日本経済にはありがたいことなのでしょうが、やはり色々なところでオーバーツーリズムによる問題は起きているようです。
以前京都に旅行に行った時このような出来事がありました。
桜のシーズンだったのですが、自分は前日乗ったタクシーの運転手から聞いた桜の名所「原谷苑」に行こうと京都駅から金閣寺行のバスに乗り込みました(金閣寺から歩くつもりでしたので)。京都駅から乗り込んだ時には、すでにバスは満員の寿司詰め状態でした。当然のことながら金閣寺までにいくつか停留所があるのですが、乗客ほとんどが観光客で、金閣寺まで行くようなので停留所に止まっても誰も降りません。でもその停留所には地元の住民の方がバスを待っていて、開いた扉から乗ろうとするけど寿司詰め状態なので、ドアは開いていても乗るスペースがありません。しまいにはバスの運転手が「次のバスにお乗りください」と言ってドアを閉めました。
おそらく「前のバスにも同じことを言われたのだろうな」と思って気の毒になったし、「京都は観光で来るところで住むところじゃないな」なんて思いました。
海外旅行に行った時、大きな都市ではバスが大きいのに驚いたことがありました(車両が2つくっついているようなバス)。京都でもああいう大きなバスにすればいいと思いましたが、それにも問題があって、京都は古都なので道路の幅が狭いうえ、拡張もできず、大きなバスは通れないそうです。
実際、高山寺にバスで行った時は、道幅が狭くて途中対向して来たバスとすれ違えず道幅の広いところまでバスがバックするという体験もしました。
便数を増やすにも道路が常に渋滞している状態なので、現実的ではないそうです。
先日の新聞に、県内の中学校の修学旅行の行き先が京都、奈良、大阪の関西方面から別の地域(北海道や東北)に代わってきていると掲載されていました。
理由は宿泊料金の高騰していることと渋滞で生徒さんが予定通り観光できないことだそうです。
このような状況だから、個人的には外国の方に日本を経験してもらう(知ってもらう)のはいいことだと思っていますが、排他的な意見が出てくるのもある程度わかるような気もします。
多くの観光客が日本に来るのはそれだけ日本の物価が安いせいでもあります。
以前飛行機の中で隣に座っていたスペイン人の家族が「日本はなんでも安くてきれいでいい旅行だった」と話していました。逆にパリのカフェで500mlのコーラを買おうとして、1本500円と言われ「高いな~」と思いました。後日海外に勤務している友人に聞くと「その金額は普通だよ」と言われました。
5月の連休にまた旅行したいと思っているけど、あまりに高いので二の足を踏んでいます。でももう若くもないので行けるうちに行っておきたいし…、考え中です。
さあ、11月も頑張っていきましょう!
株式会社 タートル
代表取締役 小山康一郎
会社沿革
株式会社 タートル
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